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いげ日記

外出の記録その他

10/4 美瑛②

日記

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前回のつづき。

駅前の通りを200mくらい進んで右へ折れた通りに「北工房」はあった。北欧のおうちみたいなかわいい三角屋根の建物である。窓から中をのぞくと座席はカウンターのみで、カウンターの中にご主人がいるのが見えたが、mお客さんが誰もいないので不安になりながらドアを開けた。ご主人が「いらっしゃいませ」と言ってくれたのにうっかり「やってますか」と聞いてしまったが、優しく対応していただけたので奥の席に落ち着き、いろんなコーヒーがある中からカフェオレを注文した。550円。

天井の高い店内は全体に木が使われているせいかあったかい雰囲気で、実際暖房が入っているので室温もあったかい。入り口の隣にはコーヒーを挽くための部屋もありそこで作業している人がいるようで、ご主人が時々アイコンタクトをとっていた。

ご主人がカウンター越しに「観光ですか」と話しかけてくれたので、この後どうしようか困っていると相談してみた。すると、青い池は昨日からの雨と風で濁っているだろうからバスに乗れなくて逆にラッキーだったかもしれないよと教えてくれた。美瑛はあまり強風の吹かない町で、今日のような風は珍しいのだという。サイクリングも検討したが強風がこわいのでできれば散歩がしたいと伝えたところ、30分ほどで行ける景色のいい場所に「貴妃花(きひか)」という木工クラフトのギャラリーがあるとのことだった。

ご主人が「トイレに貴妃花さんの作品があるんですよ」と教えてくれたので見に行くと、トイレの壁に板の木目を美瑛の丘に見立てた絵が飾られており、さらにトイレの場所を示す看板も「貴妃花」製で、「Toilet」の文字の上に木製のウンチマークがついていた。私もこのウンチの看板がほしくなってしまった。

宿はどこなの、と聞かれたので「トムテ・ルム」というペンションだと答えると、「トムテ・ルムさんならこれからうちにコーヒーを取りに来るよ、宿まで乗せていってもらったら?」と言ってくれたが、チェックインにはまだ早いし少し歩いてみたいので、まずは「貴妃花」に行ってみます、と伝えた。

そのうちに常連さんと思しきおばさんがひとりコーヒーを取りに来て、しばらくご主人と雑談していた。聞こえてくる話によると仕事の途中に来たようで、天気のことや職場の愚痴を話していた。お互い仕事の時間にコーヒーを飲みながら気分転換がてら情報交換ができるっていいなと思った。

おばさんが帰ったのでお会計をお願いし、出発することにした。ご主人が見せてくれた地図をiPhoneで撮り、道順も丁寧に教えていただいたのでその通りに歩けばよい。

私が店を出たのと入れ違いに、お客さんがひとり入っていった。時間の流れがすごくゆっくりした良いお店だったので名残惜しかった。常連になりたい。

つづきは次回

 

◆北工房

www.kitakouboh.com