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いげ日記

外出の記録その他

10/5 美瑛⑤

日記

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前回のつづき。

小学生のように早く寝たので、起きるのも早かった。すぐにカーテンを開けて裏の丘を眺めたあと、持てるすべての服を着込んで散歩に出かけた。

外はご主人から聞いていた通りかなり寒かったが、1℃かどうかは自分にはわからなかった。後にニュースで、この日旭川で初霜が観測されたと言っていたから、美瑛も一番冷えた日だったんだと思う。手袋を持っていなかったので手が冷えて辛かったが、天気はすごく良かった。

早速裏の丘の上まで行ってみようと思い畦道を歩いたが、足元の草の露でスニーカーがびしょびしょになってしまい、途中で引き返してしまった。それでも遠くの丘から太陽が昇ってくるのが見えたので、良い景色に遭遇できた感じはあった。

こんどはペンションの正面にある道路を歩いてみることにした。とにかく土地が広大なので多少歩いたところで見えるのは畑ばかりだが、昨日食べたパンのお店も確認できたし、誰もいないのでなんとなく気持ちよかった。

散歩しているうちに朝食の時間になったので、ペンションに戻り冬装備を解いてから食堂へ行った。テーブルはもうセットされていて、昨日の夕食のときと同じ席に座った。朝食はワンプレートで、食パン、野菜スープ、スクランブルエッグ、ポテト、サラダ、ソーセージが載っていた。ドリンクはセルフサービスだったので、牛乳をもらった。

食後に奥さんと話して、チェックアウトしたあとに駅まで送ってもらう約束をした。それまで散歩をしたいと言ったら展望台がおすすめだと教えてもらったので、コーヒーを飲んで再び着込み、早速出発した。

展望台は朝食前に散歩したのと逆の方向だった。道を途中で右に折れ、畑に囲まれた上り坂を少し歩くとピラミッドのようなシルエットの建物が見える。ペンションからは10分もかからないくらいだろうか。

展望台に登ると、周辺の植え込みを何人かの職人さんがきれいにしていて、すぐ近くにあるアイス屋さんでは荷物の搬入をしているところだった。こうして高いところに登ればより遠くを見渡せるが、美瑛はとにかくどこまでも畑の丘が続いているから、どこへ行っても大体同じ景色に感じる。逆に言えばどこへ行っても同じ景色を見ることができる。

寒いのですぐペンションに引き返した。玄関に着くと寝ていた犬が目を覚ましたので、少しかまってみた。一緒に写真を撮ろうと思ったが、なかなかカメラを見てくれなかった。

時間が迫ってきたので部屋に戻って荷物をまとめ、チェックアウトの手続きをした。宿泊費は夕食に付けたスパークリングワイン込みで11,100円。

車はご主人が運転してくれた。電車の時間まで少し余裕があると伝えてあったからか、少し遠回りして美瑛の丘を背景に写真を撮ってくれたり、観光名所として有名な「マイルドセブンの丘」に寄ってくれたりした。車に乗っているあいだは、もうこの時期はほとんどの作物が収穫を終えていること、今とれるのはマメだということ、まもなく雪が降り始めるので農家さんは忙しいということなどを教えてもらった。

そのうちに美瑛駅に着き、お礼を言って降ろしてもらった。

中国人だらけの小さな駅舎で、9:49発の汽車を待った。